カイロプラクティック理論(その1)
カイロプラクティック発祥時より、患者の症状は椎骨(背骨)サブラクセーションにより引き起こされると教えられており、現在でもそれは変わらず教えられている。サブラクセーションとは、関節における骨の変位及びその関節の可動域減少(フィクセーション)を意味し、単なる骨のズレを意味するものではない。関節における骨の変位によりその関節の働きが悪くなり、関節に分布する受容器(神経)が刺激され、痛みとして感じ取るというのが一つの医学的理論である。
カイロプラクティック発祥当初は、「椎骨サブラクセーションは、椎骨間から出る神経根を圧迫し、それにより様々な病気が発症する。」と言われていたが、現在では医学、科学の発達により、上記に述べたような医学的理論が主なものとなっている。
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